シャウプ勧告を纏められたシャウプ博士について述べなくてはなりません。
理由は税理士制度を作った人だからです。

博士は戦後の大混乱期の日本の津々浦々まで二年がかりで回られて、ある時は農家に泊まり、ある時は開店前の焦点にインタビューに向かい、老若男女沢山の日本人と話した結果、シャウプ勧告において、青色申告制度と税理士制度を日本に置いて行かれたのです。 当時税収の確保だけを目指された場合には、方法が二つあったと思うのです。それは、
1.税務官吏を質量ともに増やす
2.公認会計士を増やす
ところが、博士はそのどちらでもなく、アメリカにもない税理士制度を新設されたのです。
残念ながらシャウプ博士は勧告の解説というものをしていません。それどころか、二度の勧告はいずれも博士が帰国されてから公表されているのです。(質問は一切受け付けないのです。)ですから一部想像するしかないのですが、

敗戦国とはいえ日本人は優秀であり、識字率も高いので、「間接税に頼らず直接税中心の国が作れると考えた」ということは間違いなさそうです。 そしてそのお手伝いを税理士がやれよという意味だと考えています。

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