複式簿記は海運都市であるベネチアの商人が行っていました。
その複式簿記を1494年(日本では戦国時代に入った直後)数学書の「スムマ」で著したのが数学者ルカパチォーリです。
彼は、「全ての取引を秩序正しく適切に処理しろ」と言っています。何故でしょう。
私はこう考えます。
例えば、「一年間会社は何をしてきたのか?」を
調べたい場合、どういう資料があるでしょう。
・日報
・日記
・取締役会議事録等々いろいろ考えられますが、
一度に閲覧で来て、しかも詳細にも閲覧できるという矛盾する要求には答えられません。
会社の意思決定にはいろいろありますが、お金を使ったり、物を売ったりというのも意思決定です。
お金を動かさない部分は全くわかりませんが、少なくともお金を動かす意思決定(多くの部分はお金が動くと思いますが)については一度に閲覧出来て、しかも詳細にも閲覧出来る
ものが複式簿記です。となると、意思決定の記録が無秩序では記録としての価値がありません。結果として秩序が必要ですよとなったのだと思います。

昨日の事を思い出すのは大変ですよね。だから毎日とまではいかないまでも月次決算くらいはやりましょう。

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